====================================================================== 翻訳フォーラム掲示板巡回のためのINCMカンタン導入キット −導入マニュアル− ====================================================================== 2001年11月1日現在 Buckeye 目次 1. はじめに 2. 必要なソフトウェア 2.1. 最低限必要なソフトウェア 2.2. あれば便利なソフトウェア 2.3. 最新版へのバージョンアップ 3. インストール方法 3.1. 概要 3.2. 詳細なインストール手順 3.3. INCMショートカットの作成 4. 使い方の概要 4.1. 起動 4.2. 巡回 4.3. オフラインで発言を読む 4.4. オフラインで発言を書き、投稿する 5. メンバー登録 5.1. メンバー登録について 5.2. 登録手続き 5.3. INCMの設定変更方法 6. アンインストール/インストールフォルダの変更 6.1. アンインストール 6.2. インストールフォルダの変更 ====================================================================== 1. はじめに ====================================================================== この導入キットは、Windows95/NT4.0以降の上で走るINCMというウェブ掲示板自 動巡回ソフトを導入して、翻訳フォーラム掲示板の自動巡回、オフラインでの読 み書きを簡単に実現することを目的としています。 INCMと翻訳フォーラムウェブ掲示板の現在の仕様に合わせて作成してあります。 マニュアル作成後、INCMのバージョンアップや翻訳フォーラムウェブ掲示板の改 修などが行われていて、マニュアルとINCMや掲示板とが合わなくなっていること もあり得ます。導入キットもなるべくバージョンアップしていきますので、新し い導入キットをダウンロードして利用してください。また、ソフトウェアのヘル プも、必ず併せてお読みください。 INCMは、翻訳フォーラム掲示板以外のさまざまな掲示板も、同時に巡回すること ができます。他の掲示板を読み書きする方法については、INCMのヘルプファイル や作者などのサポート掲示板を参照してください。 なお、ソフトのインストールや実行などによって、なにがしかの不具合が発生し しましても、翻訳フォーラムではその責を負いかねます。ご承知おきください。 ====================================================================== 2. 必要なソフトウェア ====================================================================== 2.1 最低限必要なソフトウェア ・INCM導入キット(このマニュアルが入っている圧縮ファイルです) (INCM本体(Ver.1.21g)+プラグインセット+翻訳フォーラム設定ツール) ・Windows95/NT4.0以降のWindows OS ・Internet Explorer(IE)4.0以降 新しいマシンではプリインストールされているはずです。古いマシンで インストールされていない場合には、コンピューター雑誌の付録CD-ROM などからインストールしてください。IE4.0以降をインストールしたく ない人は……残念ながらINCMは使えません。 2.2 あれば便利なソフトウェア 翻訳フォーラム以外の掲示板も巡回したい場合には、perlをインストールする必 要があります。perlの入手方法やインストールの仕方は、INCMのヘルプファイル に記載されていますので、そちらをご覧ください。 2.3. 最新版へのバージョンアップ INCMは、現在、急速に進化しているソフトですから、かなり頻繁にバージョンア ップがあると思われます。最新版にバージョンアップしたい方は、作者のウェブ サイトやベクター、窓の杜などからダウンロードして差し替えてください。 基本的には、INCM.exeを上書きコピーするだけでいいはずです。ただし、メジャ ーバージョンアップがあった場合は、他の方法が必要となることもありえます。 必ず、バージョンアップのやり方を確認して行ってください。 ☆参考☆ ・INCM本体+プラグインセット 所在(2000/09/15現在):http://www.gld.mmtr.or.jp/~naofumi/incm/ ベクターや窓の杜にもあります。上記サイトはかなり重いので、ベクターや 窓の杜から落としたほうがいいかもしれません。 ====================================================================== 3. インストール方法 ====================================================================== 3.1. 概要 「INCM+導入キット」で翻訳フォーラムを巡回するのは、とってもカンタンです。 セットアップは、以下の3ステップでおしまいです。 ・ダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍 ・ハンドルなどの個人データを「個人data.txt」ファイルに入力 ・自動設定プログラム(「init.bat」)をダブルクリック あとは、INCMを起動して巡回ボタンをクリックするだけです。 3.2. 詳細なインストール手順 3.2.1. ダウンロードしてある「incm.lzh」または「incm.exe」を、巡回ログを 置きたい場所にコピーしてください。 ◎好きな場所に置くことができます ・ たとえば、Dドライブなど、データ用ハードディスクを別にしている人は、 データ用ドライブにおいてください。もちろん、Cドライブに置くことも できます。 ・ ログが大量に溜まりますから、十分な空容量のあるドライブとすること をお勧めします。 ・ ドライブの直下(ルート)でも、適当なフォルダを作っても構いません。 (『ディレクトリ付き』で解凍の意味がよく分からない人は、適当なフ ォルダを作って、その中に「incm.lzh」または「incm.exe」をコピーす ることをお勧めします) ◎フォルダを作る場合は、わかりやすいフォルダ名をつけてください 例:「bbs」など(大文字小文字はどちらでも可) 3.2.2. 「INCM導入キット」の解凍 解凍するだけでソフトのインストールは終了します。解凍方法は、以下のと おりです。 ◎『ディレクトリ付き』で解凍してください。 ダウンロードした「incm.lzh」または「incm.exe」をダブルクリックして ください。 「incm.exe」ならば、解凍する場所を訊ねるダイアログボックスが出ます から、そのまま「はい」をクリックしてください。これだけで、 「3.2.3. 設定」に進めるはずです。 「incm.lzh」の場合、解凍ソフトが必要です。関連づけがしてあれば、そ のまま解凍ソフトが立ち上がるはずです。どのソフトで処理するか聞かれ た場合は、いったんキャンセルし、lhaの解凍ができるソフトに 「incm.lzh」をドラッグアンドドロップしてください。 解凍ソフトの設定によっては、解凍時にウィンドウのどこかに「ディレク トリ付き」というチェックボックスが出てくることがあります。これが出 た場合には、必ず、チェックを入れてください。 「存在しないディレクトリを作成するか?」という趣旨のメッセージが出た ら、「はい」と答えます(使用するソフトやその設定によっては、メッセー ジが出ないこともあります)。 よく分からない人は、ともかく解凍して、確認メッセージが出たらすべてに 「はい」と答えてみてください。 ◎1.でコピーしたファイルの隣に、「INCM」というフォルダができている はずです。その中には、「data」、「Plugins」、「導入キット」といった フォルダがあるはずです。 ・ これらのフォルダがなく、たくさんのファイルが見える場合の対処方法 「recovery.bat」を実行してください(エクスプローラで recovery.bat をダブルクリックすると実行されます)。 黒いウィンドウが出て、しばらく処理が行われます。ウィンドウ内の動 きが止まっても開いたままなら、右上の「×」印をクリックしてウィン ドウを閉じてください。これで「data」、「Plugins」、「導入キット」 といったフォルダができているはずです。 この後の処理で、どうも様子がおかしいと思ったら、3.2.2に戻って全部の ファイルを削除し、『ディレクトリ付き』で解凍し直してください。 どうしてもうまく行かない場合は、翻訳フォーラムウェブサイトの 「08号-サポート掲示板」でお聞きください。 3.2.3. 個人データの入力 次に、翻訳フォーラム掲示板を巡回するときに必要な個人データを入力しま す。 ◎「導入キット」フォルダ内の「個人data.txt」ファイルをダブルクリックし てください。メモ帳やテキストエディタなどが立ち上がり、必要な個人デー タを入力できる状態になります。 ◎「個人data.txt」の中身を書き換え、個人データを入力してください。 ◆から◆までを書き換えます。 利用しないオプション項目は、◆から◆までを削除してください。 (そのままにすると発言時に◆から◆が表示されてしまいます) ・初期状態 NAME=◆翻訳フォーラムで使用する名前(ハンドル)--必須項目◆ EMAIL=◆メールアドレス(@〜を含む完全な形)--オプション項目◆ HP=◆ホームページのurl、http://からすべて--オプション項目◆ KEY=◆発言削除用のキー、英数字8文字以内--オプション項目◆ ・書き換え例 NAME=翻訳好子 EMAIL=ABC01234@nifty.com HP= KEY=0123 ◎翻訳フォーラム掲示板へのメンバー登録をすでにしてある人は、 以下の2項目も書き換えてください。 ・初期状態 USER=guest PASS=guest ・書き換え USER=メンバー登録で入力したユーザID PASS=メンバー登録で入力したパスワード ◎上書き保存してファイルを閉じてください。 3.2.4. 設定実行 前項の3.2.3.で入力した個人データを元に、翻訳フォーラム掲示板の巡回に必 要な設定ファイルを作成します。 「incm」フォルダ→「導入キット」フォルダにある「init.bat」をダブルクリ ックしてください。真っ黒なウィンドウが開いて処理が行われます。処理中は 黒いウィンドウ中に文字が次々と現れます(ふつうは、何が起きているのか見 えないほど速いスピードで表示されます)。 黒いウィンドウ内の動きが止まったら、右上の「×」をクリックしてウィンド ウを閉じてください。 備考:将来、翻訳フォーラム関係の個人データを変更したくなった場合、 上記3の手順を繰り返せば、一度に書き換えることができます。 これで、すべてのインストール・設定作業を終了しました。 3.3. INCMショートカットの作成 ついでに、起動をより簡単にするため、起動用のショートカットを作っておきま しょう。 ・「incm」フォルダにある「INCM.exe」を右クリックしたままドラッグし、シ ョートカットを作りたい場所に持っていって右クリックボタンを放してくだ さい。メニューが表示されますから、「ショートカットをここに作成」を選 んでください。 ====================================================================== 4. 使い方の概要 ====================================================================== 4.1. 起動 3.3で作ったショートカットをダブルクリックしてください。 一瞬、黒いウィンドウが開いて閉じたら、INCMの画面になるはずです。 4.2. 巡回 ◎「ツール」メニュー→「通常巡回」(またはツールバーの「通常巡回」)を 実行 翻訳フォーラム掲示板を巡回するために必要な設定は、ここまでですべて終 了しています。このようなソフトでは、まず、巡回する掲示板のためにアカ ウントやフォルダを作り、アクセス先やユーザ名、パスワードなど、さまざ まな設定を行います。その辺りを簡単にできるようにしたのが、この「カン タン導入キット」なのです。 巡回中は、処理の状況が小窓に表示されます。小窓は、巡回終了と同時に閉 じます。 ◎ダイヤルアップの場合は、Windowsで通常使うダイヤルアップに指定されて いるところに電話をかけるはずです。 ダイヤルアップの人は、巡回後、忘れずに切断してください。 デフォルトでは自動切断が行われません(設定により自動切断も可能) 4.3. オフラインで発言を読む ◎左のフォルダビューで読みたい掲示板をクリックしてください。 ◎右上のタイトルビューにツリー、右下のメッセージビューに発言内容が表示 されます。 ◎上から順番に読むなら、「スペースキー」を押してください。 ◎未読・既読がまだらになっていて、未読だけを読んでいくなら 「0」(テンキーのゼロ)を押してください。 ◎画面の小さなマシンでは…… タイトルビューで発言を選択した状態で「リターンキー」を押すと、右下の メッセージビューが広がります。画面のもう一度「リターンキー」を押すと 元に戻ります。 注:スクロールが遅いなどといった不満がある場合には、この導入キットに同梱 されている「便利な設定.txt」をご覧ください。 4.4. オフラインで発言を書き、投稿する ★☆★ご注意★☆★ INCMを使ってオフラインで書いた発言を投稿するためには、翻訳フォーラム掲示 板でメンバー登録をする必要があります。詳細は次の第5章を参照してください。 ★☆★☆★☆★☆★ ◎発言する掲示板の内容が表示されている状態で、 「記事」メニュー→「新規発言」or「返信」を選択してください。 (「返信」とすると、選択されている発言に対するコメントになります) ◎メモ帳が立ち上がるので、発言を書きます。 (好みのエディタを使う方法は「便利な設定.txt」を参照) ・1行目に発言タイトルを書きます (コメントのときは自動入力されています。もちろん、書き換えも可) ・2行目以降に発言内容を書きます。 ◎上書き保存して、メモ帳を終了してください。 ◎右上のタイトルビューに、今書いた発言が別の色で表示されているはずです。 この発言は、次回の巡回時にポストされます。 タイトルビューで投稿記事を右クリックし「送信保留」とすると、巡回時に 投稿されなくなります。 ====================================================================== 5. メンバー登録 ====================================================================== 5.1. メンバー登録について メンバー登録は、インターネット上にある翻訳フォーラムのウェブページ掲示板 を、より便利に利用するためのものです。(@nifty 内にある翻訳フォーラム本 体を利用するためには、このメンバー登録ではなく @nifty の会員IDとパスワー ドが必要になります。) メンバー登録はかならずしも必要ではありません。認証のさい空欄のまま「OK」 を押せば、だれでも翻訳フォーラム掲示板を読み書きできます。また、自動巡回 ソフトによる認証のためには、公開のユーザ名 guest とパスワード guest が利 用できます。 メンバー登録をすると: ・連続投稿の時間制限が緩和されます ・自動巡回による投稿が可能になります(現在はINCMのCMTプラグインに対 応しています。 ・将来提供するかもしれないメンバー専用コンテンツを利用できます ・将来実施するかもしれないメンバー向け企画に参加できます メンバー向けのサービスは、今後徐々に拡充してゆく予定です。また、空欄での 認証やゲスト用の公開パスワードは、将来廃止する可能性もあります。今後とも 長く翻訳フォーラム掲示板を利用していただける方には、ぜひ、掲示板メニュー ページからリンクされているフォームでメンバー登録をしてくださいませ。 5.2. 登録手続き ウェブ上で手続きを行います。ブラウザで以下のurlにアクセスしてください。 http://www.fhonyaku.jp/bbs/ または、左のフォルダビューの一番上、「01-翻訳フォーラム」を右クリックし、 「URLを開く」を選択してください。ブラウザが立ち上がり、翻訳フォーラムウ ェブサイトが表示されますから、掲示板へのリンクをたどってください。 5.3. INCMの設定変更方法 ◎「init.bat」を使って一括処理する……お勧め ・「3.2.3. 設定」の説明に従い、ユーザIDとパスワードを入力してくださ い。 ・「init.bat」を実行してください。 ◎掲示板毎のプロパティを書き換える ・左のフォルダビューの一番上、「01-翻訳フォーラム」をダブルクリック してください。 ・現れた各掲示板のフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択してく ださい。 ■「基本設定」タブ ・ここは設定済みです。さわらないでください。 ■「巡回指定」タブ ・入力する必要のある項目 ・「ユーザ名」 ……メンバー登録で入力したユーザID ・「パスワード」……メンバー登録で入力したパスワード ■「詳細」タブ ・さわる必要はありません。 ・翻訳フォーラムのすべての掲示板について、上記操作を繰り返してくださ い。 ====================================================================== 6. アンインストール/インストール場所の変更 ====================================================================== 6.1. アンインストール 「INCM」以下のフォルダとファイルをすべて、エクスプローラなどで削除してく ださい。ショートカットを作っている場合には、それも削除してください。 レジストリを使っていないので、これだけでアンインストールは完了です。 6.2. インストールフォルダの変更 「INCM」以下のフォルダとファイルをまとめて移動してください。ショートカッ トを作っていたら、いったん削除してから作り直しましょう。 以上